少年陰陽師 #24「黄昏の風、暁の瞳」

少年陰陽師　第二十四話「黄昏の風、暁の瞳」

「一人はもう、嫌なの…」
真実を知った風音。

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「時が近い！姫、急げ！本当の事を知る時。本当の事を見せる、急げ、姫！」
嵬が喋れたとはびっくりだよ。
嵬に、宗主に立ち入りを禁じられていた場所へと導かれた風音が見たものは…氷付けにされていた母親だった。

笠斎の体に魂魄を移して生き長らえていた知識の宮司。
風音は笠斎と何の関係もなく、道反の大神と道反の巫女との娘であると告げる。
風音は騙されていたのか…。

封印が解かれ、全てを思い出す風音。
小さい頃の風音を智鋪の宮司が利用する為に攫ったと。

そういえば風音は一体いくつなんだろう。


「姫には、触れさせない！…姫、どうか、生きて…」

体を張って風音を逃がす嵬。
黄泉の鬼の餌食となるのがエグイです…。

「あなたの手を、取れば良かった…六合」
「…彩だ」
「さい…き」
「彩。他の誰も知らない、俺の唯一の名前だ」

六合の本当の名は「彩」。
風音にだけ教えるとか、もう惚れてるとしか思えません。


「一人はもう、嫌なの…。傍にいて…いい？」

「…傍に居ろ…」


嵬の願いも虚しく、力尽きた風音。
大事にしていた赤い勾玉の糸が切れ、風音の膝へと…。
六合と風音は少しづつ惹かれ合いながらも、お互いの事をよく知る事がないまま、別れを迎えてしまったんですね…｡･ﾟﾟ･(≧A≦)･ﾟﾟ･｡

「一つだけ言える事は、何があろうとどんな事になろうと私は紅蓮を友だと思う。永遠に」
いよいよ昌浩達と、智鋪の宮司・黄泉の屍鬼となった紅蓮との決戦です。

次回、第二十五話「禍気の渦に、息吹舞う」

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